VisionXはDeeptoken初のインキュベーションプログラム

VisionXは中国を拠点とするプロジェクトで、多岐にわたる産業のビジネスに対してAIを活用したソリューションを提供することを目指しています。

またこのプロジェクトは、先日CryptoTimesでも紹介させていただいたDeepToken Exchangeの最初のインキュベーションプロジェクトでもあります。

本記事では、VisionXの概要や特徴をDeepToken Exchangeの関連性と併せて紹介させていただきます。

VisionX公式サイト

VisionXとは?概要や特徴・トークン使途などを解説!

VisionXの概要

通貨名/ティッカーVisionX(VNX)
総発行枚数10,000,000,000枚
創業者(CEO)Chuanfeng Lee
主な提携先Changzhou research Institute / BiShiJie.com
特徴AI技術を利用した表面欠陥検出のソリューション提供
公式リンク公式Webサイト
公式Webサイト(日本語/DBC)
Twitter(英語)
YouTube
Reddit
Telegram(英語)
ホワイトペーパー(英語)
ホワイトペーパー(中国語)

VisionXの概要を解説!

現在、各産業の企業におけるAI導入はそれに伴うコストが導入のボトルネックとなっています。

VisionXは、ビジネスのソリューションとしてブロックチェーンを利用したエコシステムを提供することでこの問題の解決を図ります。

具体的に、VisionXはブロックチェーンとAIを利用したビジネスソリューションとして、独自に開発された『dataonomy』と呼ばれるアルゴリズムを用いた世界最大の表面欠陥検出向け画像認識データベースを提供します。

以前からこのアルゴリズムを利用して、表面欠陥検出向け画像認識は行われていたそうなのですが、集権型のデータサイロを利用したモデルの場合、利用可能なデータセットに制約があり技術を最大限生かすことが難しい状況でした。

そこで生まれたのが、ブロックチェーンの分散性やインセンティブ設計などを利用した構想『X』となります。

次項では、この構想『X』において、データ提供者・VisionX・VNXなどのトークンが以下のような設計のもと機能していくのかを解説していきます。

ブロックチェーンを利用したエコシステム構想『X』について解説

上のイメージはVisionXが思い描くマーケットプレイスにおけるデータの循環の仕組みです。

  1. Customer Data Provider(データプロバイダ)
    AIの開発には膨大な量のデータセットが必要とされます。集権型のサイロでは難しかったデータ収集において、顧客の提供するデータに対してトークンの報酬・配当を付与することでこの問題をクリアします。
  2. Data Sorting, Cleansing, Annotation
    収集したデータに対してソート(分類)、クレンジング(整備)、アノテーション(ラベリング)等を行います。
  3. Industry X Base AI DataSet
    AIによって分類や整備が行われたデータがデータセットとしてブロックチェーン上に記録されます。
  4. Industry X Base AI Solution
    これらのデータセットが、AI技術を利用したビジネスソリューションとしてビジネス向けに提供されます。この取引もスマートコントラクトを利用して自動的に執行されます。
  5. Specific AI Customer AI Solution
    産業別という大枠を超えて、企業別にソリューションが展開されていきます。

このように、本来独立したデータベースに保存されていたデータセットなどをブロックチェーン上に載せるだけでなく、トークンを利用したエコシステムを創り上げることで、様々な産業の各企業のAI技術導入が容易になります。

VisionXや彼らが提供するサービスの特徴は?

■既に技術の実用が進められている!

VisionXは中国の鉱山における採掘を行う中国石炭科工集団と戦略的パートナーシップを締結しています。

先ほど紹介した『dataonomy』を利用した視覚認識システムにより、鉱山における異常検出や地下ガスなどのデータ情報の検出、関連データの処理などにおける深層学習(Deep Learning)が行われています。

収集データは鉱場のチームに即座に伝送され、これにより能率や安全効率が向上し、現場でのリスクなども効率的に回避することが可能となっています。

■業界をリードする技術

VisionXでは業界で最も優れたデータセットを保持しており、欠陥画像の総数は13万、データセットの元画像の総数は100万を超えるほど規模の大きいものとなっています。

VisionX独自の『dataonomy』アルゴリズムを利用することで、データセットやソリューションを継続的に生み出し続けることも可能となります。

さらに、ブロックチェーン技術と組み合わせたAIソリューションの利用により、顧客データの精度は99.97%という数字に到達しています。

VisionXのトークン『VNX』の用途は?

VisionXのトークンである『VNX』は主にデータセットの提供に対する対価、或いはビジネスソリューションの利用に対する対価として利用されるケースが主であると考えることができます。

DPTの場合、保有しておくことでインキュベーションを行うAI系のプロジェクトのエアドロップを受け取ることができるというメリットがありましたが、一見するとVNXを長期間で保有しておくメリットはあまり大きくないということができるでしょう。

一方で、VisionXのエコシステムの性質という別の角度からトークンの保有について考えてみると、VNXは『価値やプレイヤーの規模に基づいて価格が上昇するような仕組み』になっているということができます。

ビジネスソリューションやデータセットの取引は一回限りで行われるものではなく、例えば、先ほど紹介した戦略的パートナーシップにおいても、継続的に『インプットデータの提供 ⇄ ソリューションの利用』というトランザクションが発生し続ける仕組みになっています。

これに基づけば、今後より多くの企業向けにAIソリューションを提供していくことになった場合、必然的にトークンへ対する需要が高まっていくというシナリオも十分に考えることができます。

インキュベーションを行ったDPT・DBCとの関係は?

DeepToken Exchange(DPT)のインキュベーションプロジェクトの第一号として選ばれたVisionXですが、ただ単にAI系のプロジェクトであるといった点以外でも、DPTやDeepBrain Chain(DBC)と密接に関係しているようです。

DeepBrain Chainのエコシステムでは、主にAI系のプロジェクトが開発の際に必要となる計算能力が従来の仕組みと比較して安価で提供されます(DBC AI Computing Platform)。

今回紹介する、VisionX(VNX)もDPTとDBCが複合したエコシステムである『DECO』内でも以下の例のように十二分に機能するということができるでしょう。

■DPT・DBCとVNXの関係 / 協力のメリットは?

  • DECO内でVNXの開発を容易にすることでVNX自体の価値が向上する
  • VNXはDPTで取引が可能であるため、VNXの価値向上はDPTの価値向上にもつながる
  • DPTを保有しておくことでVNXのエアドロップを受け取ることができる
  • VNX開発側はDBCを利用することで安価に計算能力のアウトソーシングを行うことができる
  • DBCのAI特化型チェーンの信頼度が上がる

■DPT・DBCとVNXの共同で行われる今後のイベント

今後、最初のインキュベーションプロジェクトとして、VisionXはDeepBrain Chainと共同で、第一弾のメール購読キャンペーンを行います。

キャンペーンに参加すると、最大5000人の有効購読者はVNXのエアドロップを受け取ることができます。

購読登録はDeepBrain Chainの公式ウェブサイトから、受け取ったVNXのエアドロップはDeepToken Exchangeで行われるため、このイベントもDPT・DBCとVNXの両者が協力のメリットを享受するものとなっています。

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VisionXまとめ

本記事では、以前紹介したDPTの初のインキュベーションプロジェクトであるVisionX(VNX)に関して、その概要から特徴、トークン使途やDPT・DBCとの関係について詳細に解説しました。

プロジェクト自体も既に現地の企業との戦略的パートナーシップを締結しているなど、かなり面白い内容となっていますが、DPT・DBCが構想する『DECO』との親和性も非常に優れたものであると感じました。

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