どーも!アラタです(`・ω・´)ゞ
昨日書いたFX取引で焼かれた話が結構反響大きいですwいやはや他人の不幸は蜜の味ってやつですねw因みに昨日の夜からSポジで入って、また再度ロスカットになっていたのはもうここだけの話デス。。。今回使った1万は勉強代として、色々遊べたので後悔はありません(´;ω;`)
さて、今回はQchainというデジタル広告 x ブロックチェーンという面白そうなプロジェクトがあったので頭の整理のためにもまとめてみます。
因みにWhitepaperやBlogからまとめたものに、自分の考えも少し付け加えてあります。
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Qchain(キューチェーン)とは
QchainはEthereumとNEMのブロックチェーン上に構築されたデジタル広告/広告分析プラットフォームのことです。
Qchainの前に現在のデジタル広告の仕組みを軽く説明します。
・広告を出したい広告主
・広告枠を貸したいサイト運営者
・広告取引の仲介者
という3つの属性が存在します。細かく分類するともっといるんですが、簡単にするために3つにしています。ここで言う広告取引の仲介者はGoogleだったりYahooだったりです。
広告主が広告を出したい!と思い、Googleに広告の出向を行います。
この際、広告主は予算が決まっているので、Googleに予算と条件を入れて、広告の配信を始めます。
事前にサイト運営者は広告スペースの情報をサイトに埋め込んでおきます。
Googleがサイト情報や予算に合わせた条件からサイト運営者が持っている広告スペースへの広告配信が行われます。
Googleのこの広告配信の仕組みは、デジタル広告を大きく成長させました。
しかし、広告主からしたら広告予算が正しく使われているか、どういう取引が行われているかは不透明です。また、サイト運営者からしたら広告費の手数料を沢山取られてしまったり、意にそぐわない広告を出されたりなどの問題点があります。
Qchainは現在のデジタル広告に欠けている「公正さ・利便性・プライバシー」を解決して、広告主とサイト運営社間の取引を促進させます。この取引に中央集権性の仲介者ではなく、ネットワーク間の「ホスト」によって管理されます。
Qchainを利用することで広告主は、出向した広告を最適な広告枠とターゲットに向けて配信することができます。また、広告に対する反応から柔軟に支払い条件を選択することができるので、従来の広告費よりも削減することも可能です。
サイト運営者は支払手数料をカットすることで広告収益の増加が望めます。また、仲介者を挟まないことで面倒な承認プロセスなどが不必要になります。また、自分のサイトに表示させる広告などを詳細に選択ができます。因みにホワイトペーパーで、支払手数料は下記のように書かれています。
パブリッシャーのウェブサイトに広告を表示する場合、現在の業界標準である Google AdSense はホストとし て広告主の支払いから 32%と高額な費用を差し引くため、パブリッシャーに残るのは僅か 68%である。Qchain の場合、当社はホストの取り分を大幅にカットし、例えば収益の 5 〜 20%とすることを想定している。そ して、Qchain 自身がトランザクションを推進するために、1%のインターチャージフィーを受け取る。パブリッシャーは 残りの収益を受け取ることになる。
Qchainホワイトペーパーより引用
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ブロックチェーンを利用した競合他社との違い
因みにQchainをここまで読んでいると、BATと何が違うの?と思う方もいるかもしれません。BATに関する記事はこちらをご参照ください。
また、最近ICOを行ったadChainも広告系暗号通貨プロジェクトに属しております。
adChainに関して、ちゃんと調べてないので、こちらの記事を参照ください。
競合他社であるBAT,adChainに関してはブログ記事に書いてあったので、引用させていただきます。
Many people ask us what differentiates us from competitors like BAT and adChain, and whether the advertising space is overcrowded. All three of our projects have significantly proposed back-end and monetization structures. As a result, we believe there is room for all of us to co-exist in the space to meet the demands of different users.
For instance, BAT relies on a browser extension and will pay users for their attention, while adChain relies on the concept of website registry to combat digital fraud. Our structure, on the other hand, more closely resembles Google AdSense Network — and our specialty is our implementation of our three-party (advertiser, publisher, and host) proof-of-interaction transaction verification system. (Stay tuned for a blog post dedicated to this system in the near future.)
(和訳)3つのプロジェクトのすべてが異なるバックエンドおよび収益化構造となっている。結果として、異なるユーザーの要求を満たすために、ネット広告のビジネス領域に共存できると考えている。
BATはブラウザ開発を主のビジネスの手段として、ユーザーとって不要な広告を排除し最適な広告の注目を集めることを目指し、adChainはウェブサイトのレジストリ概念を利用してデジタル不正を防止を目指す。Qchainの構造はGoogle Adsense Networkの構造に似ており、3者(広告主、出版社、ホスト)相互作用トランザクション検証システムの実装である。
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2つのブロックチェーンで開発する理由
QchainがNEMとEthereumの2つのブロックチェーンで開発する理由も先のブログに載っていたので、要約します。
・2つのブロックチェーンの開発に取り組むことは、お金集めのために選んだ方法ではない。
・どちらかのチェーンの不具合の際でも対応できる、高い応答性を持った製品を創るために、デュアルチェーンで開発することが、当初から計画に組み込まていた
・EthereumとNEMが、現在開発する企業にとって最も有望なブロックチェーン技術であると考えている
・NEMはPOIアルゴリズムとEigentrust ++ reputation システムを持っているため
・Ethereumは、分散型スマートコントラクトの開発が他のプラットフォームと比べると容易なため
・ユーザーの選択肢と柔軟性を提供することは、ニーズに最も適したブロックチェーンを選択できるため、ユーザーに利益をもたらすことができると考えている
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クラウドセールに関して
さて、皆さんは技術がどうだとかデジタル広告がどうだとかきっと興味はないですよねwそれはそれで、悲しいですがwクラウドセールがいつから始まるかに関しては7月下旬からクラウドセールを行うと書いております。
また、EQT(Ethereum Qchain Token)とXQT(XEM Qchain Token)の2種類のトークンが発行されて、2つ合算して最大750,000,000 トークンが発行されます。なので、各トークンは375,000,000ずつが発行されることになります。そのうちの60%がクラウドセールで発行されるようです。
・日付やサイトはまだないですが、日付が決まり次第トークンローンチのサイトが表示される
・EQC クラウドセールでは、Ether(ETH)のみが受け入れ可。XQC クラウドセールでは、XEM のみが受け入 れ可
・クラウドセールは 30 日間、あるいはトークンの供給が尽き次第終了
・トークンは各クラウドセールの終了時に作成
・クラウドセール期間中に購入されず、最初の供給から移管されなかったトークンは消滅
・XEM・ETH の最大供給量は仮想通貨市場の動向に応じて後日決定
とのことです!とりあえず、また詳細は徐々に出てくると思います。
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最後に
今回はQchainというNEMとEthereumのブロックチェーンを利用したデジタル広告のプロジェクトの紹介でした。僕はどうしても、StatusとかBATみたいなITプロダクトやデジタル広告に関するものが好きらしいので、これを読んでいてうおおおお!と思いました。
なので、今後の情報次第でもありますが、ひとまずICOに関しては参加の方向で進めたいなと思っております。現在、このブログでもGoogle Adsenseは使っていますが、収益としてはどの広告よりも高いものの、若干面倒くさかったり、手数料抜かれたりと不満はあるので、Qchainが解決してくれるならそれは素晴らしきかなぁと思いました。
何か、間違いなどがあれば、ご指摘くだされば幸いです。
それでは、アデュー★